韓流映画「オオカミの誘惑」
以前レンタルした韓流映画「オオカミの誘惑」が、思いのほか面白くて、何度も観ました。
ストーリーは、お父さんが亡くなり、再婚してソウルの奥さまとなったお母さんのもとへやって来た女子校生のチョン・ハンギョンが、同じ高校で女の子にもてる一学年下のパク・ヘウォンと、隣の高校に通う、ヘウォンとライバルのチョン・テソンの二人に想われる、という内容です。
これだけを書くと、なんだかありふれた、昭和の時代にあった少女漫画のパターンのようですが、そうではなかったです。
まず、とにかく登場人物の良さです。
テソン役のカン・ドンウォンさんは、さっきの言葉を覆してしまいそうですが、本当に少女漫画に出て来る、かなり古い言い方ですが、ヒーローのようでした。喧嘩の騒動の中、ハンギョンの傘に隠してもらい、顔を上げて笑う場面は、本当に秀逸でした。この場面が観たくて、何度も映画を観たといってしまってもいいくらいです。(それだけでは、もちろんありませんが)
ヘウォン役のチョ・ハンソさんも、良かったです。自己中のように見えて、実は優しいというパターンは、お約束といってしまえばそれまでですが、見ている方は、幸せな気持ちになるのです。
そして、チョン・ハンギョン役のイ・チョンアさん。本当に普通の女の子という感じですが、普通の女の子って、どのくらいいるんだろうっていうくらい、可愛くて、意外と芯があって、でも優し過ぎてしまったり、他の女の子と張り合って失敗したりと、『普通だけど、特別』という女の子でした。かっこいい男の子二人に想われる女の子というと、同性からは、あまり好意的に見てもらえない面があるかと思うのですが、このハンギョンに関しては、全然そういうところがなかったです。
周りがどうこうというのではなくて、それぞれが本音で、真っ直ぐに向き合った作品だからこそ、この三人がみんな、とてもよく見えたのだと思いました。
悲しく、切ない部分も沢山あるのですが、ハンギョンから、自分が自分でいることの良さを、再確認させてもらえる、とても可愛くて、強さと優しさをくれる映画だと私は思いました。